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2016年6月17日発行 一般財団法人無外流 No.000 ≪このメールマガジンはプレスリリースを兼ねています≫
財団法人無外流メールマガジン発行にあたって
久保田代表理事メッセージ
流祖辻月旦が無外流の名乗りをあげた元禄6年(1693年)から経ること320有余年。
かつて大名小名30数家、直参150人あまり、陪臣1,000人以上もの門人で隆盛を極めた無外流も、
日本の他の武道諸流派と同じく戦後にその存在を危ぶまれる時期がありました。
中興の祖と呼ばれる、中川士竜(石井悟月記載ママ)先生から
なんとか継承した塩川寶祥先生も今は亡く、免許皆伝を得たいくつかの道統が全国に残ります。
その塩川門下で、本年2016年をさかのぼること30年前の昭和61年、
全三菱合気道同好会有志を母体に、後の無外流明思派宗家である、新名玉水(当時)が
それまでになかった、形そのままで斬れる本来の居合の姿として「斬れる居合」を理想に、
無外流居合道を指導したのが、現在の隆盛の始まりです。
今ではその一門は、国内・国外での無外流最大数を誇ります。
この無外流明思派を築き上げた、新名玉宗を宗家にいただき、
無外流を普及・指導活動をしようとする国内全国の会が集まったのが、 一般財団法人無外流です。
武道の中でも、最も強くその象徴性をもつ刀を扱うため、居合はよく最終武道と言われます。
技術を身につける過程でその精神を鍛え、
自分と向き合うことができる武道を普及することは重要なことです。
私たち一般財団法人無外流は、そんな活動をする会員各会の活動を支援します。
このWEBのミッション(存在意義)は「三百年の歴史を継ぎ、「斬れる居合」を追求する会員各団体を支援し、無外流普及活動に貢献する」です。
私たちの使命は崇高です。共鳴される全国の無外流諸団体も受け入れも可能です。
どうぞお問い合せください。
そしてこのメールマガジンは、財団の活動に理解をいただき、武道を次代に引き継いでいくために発行していきます。